給食用鶏肉の産地偽装容疑 食肉販売業者社長ら逮捕 警視庁

給食に使用する鶏肉の産地を偽装したとして、警視庁生活経済課は27日までに、不正競争防止法違反(誤認惹起〈じゃっき〉)容疑で、食肉販売会社「並木商店」(東京都新宿区)の社長並木建造容疑者(41)=同区南元町=と無職木村耕治容疑者(44)=八王子市横川町=を逮捕した。 同課は認否を明らかにしていない。 同課によると、並木容疑者らは2021年7月~24年12月、計約42.5トンの鶏肉を府中市の学校給食センターに納品し、約4800万円を売り上げていた。外国産を国産と偽って納品したものが大半とみられ、市によると、市内の33小中学校の給食に使用されていた。 逮捕容疑は24年11月1~13日、海外から取り寄せた約210キログラムの鶏肉を宮崎県産と偽り、市の給食センターに納品した疑い。

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