大手光学機器メーカー「オリンパス」の前社長兼CEOが違法薬物を譲り受けたとして、書類送検されたことが分かりました。容疑を認めているということです。 先月、オリンパスの社長兼CEOのシュテファン・カウフマン氏(56)が、違法薬物を購入していた可能性が高いとする会社の内部調査結果などを受け、辞任しました。 警視庁はカウフマン氏の自宅を家宅捜索をするなどしていましたが、7日に自称カメラマン・金子高明容疑者(44)を2022年から都内で複数回コカインなどをカウフマン氏に譲り渡したとして逮捕しました。 警視庁によりますと、金子容疑者は1回毎にコカイン0.1グラムほどとMDMA1錠を渡していたとみられています。 金子容疑者は黙秘しています。 警視庁はカウフマン氏についても捜査を続けていましたが、違法薬物を譲り受けた麻薬特例法違反の疑いで12日、書類送検しました。 カウフマン氏は容疑を認めているということです。