今年5月、大阪府内の路上にロープを張り、自転車で走行中の被害者にひっかけて転倒させ、ケガをさせたとして、警察は4日、殺人未遂と往来妨害の疑いで男1人を逮捕したと発表しました。 殺人未遂と往来妨害の疑いで逮捕されたのは、大阪府藤井寺市に住むアルバイトの松見優希容疑者(23)です。 警察によりますと、松見容疑者は今年5月下旬、通行人を死亡させる恐れがあるのを認識しながら、大阪府羽曳野市内の路上でロープを張って、自転車で走行してきた男子大学生(20)をひっかけて転倒させ、ケガをさせた疑いがもたれています。 松見容疑者は調べに対し、「私は通行人を死亡させる結果をきたすことがあるのを認識したというわけではありません。また、ロープを張って往来の妨害をした事実については黙秘します」と容疑を否認しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。