今年2月、福島市内の住宅に侵入し、現金約670万円などを盗んだ疑いで、匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」とみられるグループの男2人が再逮捕されました。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、福島市の飲食店経営・松浦毅司容疑者（41）と建設業の羽根田治容疑者（45）です。 2人は、今年2月16日から17日にかけて福島市内の住宅に侵入し、現金約670万円とショルダーバッグなど10点（時価合計約140万円相当）を盗んだ疑いが持たれています。 2人は今年4月、「生活補助」を装ったなりすまし詐欺で、埼玉県の70代の女性から現金100万円などをだまし取った疑いで6月に逮捕されていて、その後の捜査で今回の犯行が明らかになりました。 警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていませんが、他にも余罪があるとみてグループの実態解明を進めることにしています。