被害女性の勤務先周辺徘徊か 防犯カメラに容疑者似の男 兵庫県警

神戸市中央区のマンションで住人の会社員片山恵さん(24)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された会社員谷本将志容疑者(35)とみられる男が事件前、片山さんの職場周辺を徘徊(はいかい)していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。 複数の防犯カメラによく似た男の姿が映っていた。一方、同容疑者は片山さんについて「全く知らない人」と供述しているといい、兵庫県警は片山さんを狙った経緯を調べている。 捜査関係者によると、片山さんは事件の起きた20日、中央区内の職場を午後6時半ごろに退勤。職場付近の防犯カメラには、片山さんが女性2人とともに建物を出る前、谷本容疑者とみられる黒い半袖シャツと長ズボン姿でリュックサックを背負った男が付近をうろつく様子が映っていた。 別の防犯カメラ映像では、女性2人と別れて1人になった片山さんの後を追う同じ男の姿が確認されたという。

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