イラン、イスラエルのためにスパイ活動した男の死刑執行

【AFP=時事】イラン司法当局は19日、イスラエルの対外特務機関モサドのためにスパイ活動をしていたとして有罪判決を受けた男の絞首刑を執行したと発表した。 司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」は、「スパイの処刑は、最高裁による判決の確認と恩赦申請の却下を経て、ゴム刑務所で執行された」と伝えた。 イラン当局によると、身元が明らかになっていないこの死刑囚は、2023年10月にイスラエルの情報機関との接触を開始し、24年1月から2月の間に逮捕された。捜査官によれば、男はモサドとの協力と機密情報のオンライン送信を自白したという。 アムネスティ・インターナショナルなどの人権団体によると、イランの死刑執行数は、中国に次いで世界で2番目に多い。【翻訳編集】 AFPBB News

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