<絶対零度>沢口靖子主演の情報犯罪に立ち向かう刑事ドラマに「能力の高さに驚いた」の声 1~3話を振り返る

沢口靖子が演じる高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす“情報犯罪”の犯人たちを追う捜査機関・“情報犯罪特命対策室”(通称:DICT<ディクト>)の刑事らが、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される特殊詐欺やサイバーテロなど、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで数々の情報犯罪に立ち向かう姿を描く刑事ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。10月27日(月)に第4話が放送予定で、今ならTVerで第1〜3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」を振り返ってみよう。 ■第1話あらすじ 巧妙化する情報犯罪に対応するため、半年前に総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)直轄のチーム・“情報犯罪特命対策室”(通称:DICT<ディクト>)が発足。しかし、まだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。 そんな中、 “情報”を悪用した強盗事件が連続して発生。田辺智代(馬場園梓)は複数の事件の共通点から匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)の犯行ではないかと推測する。ディクトの調査官・清水紗枝(黒島結菜)が犯行を行った人物を特定、南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が実行犯を逮捕する。しかし、実行犯の男は指示を受けただけで、犯行グループの特定にはつながらなかった。事件の根本的な解決に至らない中、二宮奈美(沢口)は室長の早見浩(松角洋平)に事件現場を直接確認したいと告げ、山内徹(横山裕)を連れて飛び出していく。 事件現場に着いた奈美は、近所の老婦人・真田富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。しかし、話の中で「息子と名乗る不審な電話がかかってきた」と富貴子から聞き出し、今度電話が来たら警察に連絡するよう促した。 後日、富貴子の元に電話が。電話の相手は警察署の者だと名乗り、銀行口座の情報が漏れている可能性があるため、現金を警察で預からせてほしいと伝える。電話の後、待ち合わせ場所に現れた富貴子の元に、一人の少年が近づく。 第1話では、記憶力に優れ人間観察や何気ない会話から情報を拾うのが得意な奈美の姿に、SNSで「二宮の能力の高さに驚いた」「二宮の容赦ない取り調べがすごかった」「犯人を絶対に許さない二宮が恐ろしかった」など彼女に言及する投稿が多数上がっていた。 ■第2話あらすじ 内閣官房副長官・佐生は、SNS型ロマンス詐欺グループ摘発の報告書をDICT室長・早見に提示し、今回の検挙は氷山の一角に過ぎないと言う。去年の被害総額は1270億円以上、この詐欺によって流出した情報は国外の犯罪組織に流れ、もはや政府として看過できる規模ではない。佐生は、犯罪組織の中枢に迫り「絶対に取り逃すな」と早見に指令する。 早見から情報共有を受けた奈美は、掛川とロマンス詐欺の被害者である芝田(星田英利)に接触。芝田はマッチングアプリで知り合った自称・アメリカの軍医でエマと名乗る人物に多額の送金をしていた。南方は芝田が振り込んだ金の流れを、智代はマッチングアプリの運営元にアカウント情報の照会を頼み、奈美と掛川は類似ケースの共通点を探る。 芝田が振り込んだ金は海外の口座に流れており、捜査は難航。しかし、送金ルートで一件だけ中継口座に日本人名義のものが見つかった。奈美と掛川が会いに行ったその人物はスーパーで働く橋本咲希(桜井玲香)。奈美が「あなたの口座が盗まれ不正送金に利用されている」と咲希に話すも、心当たりはないと言う。そんな咲希の表情に微かな違和感を覚えた奈美は、スーパーの店長と咲希の同僚、藤井遥香(菜葉菜)から話を聞く。すると、咲希が仕事の休憩中、頻繁に恋人と連絡を取り合っていることが分かる。 第2話では、豪華キャストの活躍に、SNSで「金田哲さん良すぎる」「黒島結菜ちゃん服装もかわいいしハマり役!」「横山裕くんのビジュが素晴らしい」などの声が目立った。 ■第3話あらすじ 町工場を営む“ミズハラ製作所”の社長・水原明人(小林三十朗)は経営不振に悩んでいた。そこで商工会で紹介された税理士の上村元也(松岡広大)に助けを求める。相談を受けた上村は「外部の力を借りるべき」と助言し、水原に資金力のある株式会社“ネッブス”との経営統合を提案する。“ネッブス”の社長、奥田真斗(町田悠宇)もこの求めに応じた。水原はこれで経営が保てると安心するも、数日後、工場の口座の金がすべて消えていた。資金を失い負債だけを押し付けられた水原は、自ら命を断ってしまう。 一方、佐生は黒澤道文(今井清隆)に目を付けていた。“宗教法人ルミナス”の教祖として宗教法人を母体とする“黒澤ホールディングス”を立ち上げた男だ。その実態は信者には高額な商品を買わせ、後継者不足や資金難に苦しむ企業には“承継ビジネス”を持ちかけるなど、さまざまな方法で金をだまし取る悪人だった。 “ミズハラ製作所”のような被害報告も複数上がっていて、佐生は、DICT室長・早見に調査を指令。奈美と南方は、手始めに被害を受けた和菓子店で事情聴取を行う。すると、ここも奥田の会社と経営統合していて、店主に奥田を紹介したのは上村だった。その事実に衝撃を受ける南方。実は上村は南方の大学時代の友人だったのだ。南方は、複雑な思いを抱きながら捜査を進める中で、ある真実にたどり着く。 第3話では、まさかの結末にSNSで「もどかしすぎる」「モヤモヤがすごい…」「結末が辛すぎた」などの投稿が相次いだ。

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