札幌・中央警察署は2024年10月2日、自称大阪在住の韓国人の男(58)を出入国管理及び難民認定法違反の疑いで現行犯逮捕しました。 警察によりますと、男は2006年9月に関西国際空港から日本に上陸し、大阪に滞在するなどしていましたが、日本への滞在許可は2019年1月までとなっていました。 男はその後も不法に残留を続け、2024年9月24日から観光目的で北海道に滞在していましたが、10月2日午前0時50分ごろ、自ら札幌・中央署に現れ「日本にいることに疲れたので、自分の国に帰宅したくなった」と供述しています。 警察がその場でパスポートなどを確認したところ、不法残留が明らかになり、現行犯逮捕となりました。 調べに対し男は「オーバーステイが違法だと分かっていましたが、在留カードをなくして更新手続きをするのが面倒だった」と容疑を認めています。 警察は男が不法に残留していた足取りを詳しく調べています。