鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が死亡し、このうち1人に対する殺人の容疑で元職員が逮捕された事件で、県は31日、施設への立ち入り調査を行いました。 県の職員は午後3時半ごろから、鶴ヶ島市若葉の「若葉ナーシングホーム」に入り、当時の防犯管理体制に問題がなかったかどうか調べました。 事件は今月15日未明、施設で暮らしていた80代の女性2人が死亡したもので、このうち1人に対する殺人の容疑で、元職員の木村斗哉容疑者(22)が逮捕されました。 警察の調べに対し、木村容疑者は「暗証番号で電子ロックを解除し、施設に侵入した」と供述しています。 木村容疑者は、去年7月までこの施設で働いていて、当時と同じだった暗証番号を使い侵入したとみられています。