「警察呼べよ!」…歩行者と犬に「あおり運転」した23歳女、車を降りて「驚愕の行動」に出て逮捕(米国)

スティーブン・スピルバーグ監督の初期の代表作である『激突!(Duel)』(1971年)では、主人公の運転する車がハイウェイで大型トレーラーに執拗に追いかけ回され、恐怖を味わう。今で言う「あおり運転(road rage)」の一種と言えるだろう。 自動車大国のアメリカでは、もちろん今も、あおり運転がそこかしこで頻繁に起こっている。中には、他の国では考えられないほど危険な展開を迎えるものもある。『激突!』ほどではないにしても――。 フロリダ州南部の街リーハイ・エーカーズで10月26日、スポーツカーを運転していた女があおり運転をし、逮捕された。エズメラルダ・クルーズ、23歳。 エンジンをふかせ、爆音を響かせてあおった対象は、なんと、犬を散歩させていた近隣住民だ。クルーズは突如スピードを上げ、犬と男性をひきそうなほど「幅寄せ」をすると、その後は車を降りて、怒鳴りながら男性に詰め寄った。 クルーズが手に持っていたのは、銃だった。男性とその家族に銃を向けながらわめき散らし、「警察を呼べよ!」とも叫んでいる。その後、郡保安官による家宅捜索で銃が見つかり、クルーズは凶器による加重暴行罪3件で起訴された。 報道によれば、クルーズが以前から近隣で危険な走行をしていたことから、住民が事前に保安官に知らせていたという。 クルーズ自身のスポーツカーの後部にビデオカメラが設置されており、自身の犯行がすべて録画されていた。 A. J. ヘンショー

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