福井市の繁華街で、トラブルになった男性を地面に投げ飛ばす暴行を加えたとして、現行犯逮捕された越前町の男性職員が、略式起訴されました。 暴行罪で略式起訴されたのは、越前町農林水産課の24歳の男性職員です。警察や町によりますとこの職員は今年9月21日午前5時ごろ、福井市の繁華街・通称「片町」の路上で、市内に住む10代の男性とトラブルになり、首元をつかんで地面に投げ飛ばす暴行を加えたとして、現行犯逮捕されていました。男性は病院に搬送されましたが、命に別条はありませんでした。 逮捕された職員は友人3人と酒を飲んだ後、一人で片町に向かい、前日の午後11時ごろからさらに酒を飲んだとみられ、警察の調べに対し「投げ飛ばしたことに間違いはない」と容疑を認めていました。 町は10日付で、この職員を減給10分の1・3か月の懲戒処分としました。