【防犯カメラ】あると安心な人が約8割 不快と感じる人の理由は?

ALSOK株式会社(東京都港区)は、このほど「第3回 防犯カメラに関する意識調査」の結果を発表しました。同調査によると、防犯カメラがあることで「安心」と感じる人が約8割に上ることがわかりました。では、防犯カメラが設置されていることを「不快」だと感じる理由にはどのようなことがあるのでしょうか。 調査は、全国の20代~70代以上の男女600人を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。 調査の結果、全体の78.0%が「普段の生活の中で防犯カメラを見ることがある」と回答。そのうちの43.0%が「5年前と比べて、防犯カメラが増えた」と回答しました。 続けて、「防犯カメラが設置してあることで安心と感じますか」と尋ねたところ、「安心と感じる」は82.2%。一方、「不快に感じる」(15.0%)と答えた人のうちの67.4%は「安心と感じる」と答えており、不快だと感じながらも安心感を覚えるという複雑な感情を持つ人もいることがわかりました。 また、防犯カメラが設置されていることで「”安心”と感じる理由」としては、「犯罪の抑止になる」(74.0%)が最も多く、次いで「事件の早期解決につながる」(53.8%)、「実際に犯人逮捕につながっているという報道を見た」(39.8%)が続きました。 一方、「”不快”と感じる理由」については、「監視されているように感じる」(50.0%)や「プライバシーを侵害されていると感じる」(45.6%)、「防犯カメラの録画データが流出する可能性がある」(43.3%)といった意見が上位に挙がっています。 最後に、「防犯カメラの設置状況・意向」を尋ねたところ、「外壁に設置している」と回答した割合は、戸建て住宅で8.0%、集合住宅で13.8%。一方、「現在は設置していないが、いずれ設置したい」と答えた割合は、玄関先が25.7%、外壁が23.0%となりました。 また、「防犯カメラを設置している理由」としては、「何かあったときの証拠にするため」(34.8%)が最も多く、次いで「被害を未然に防ぐため」(25.5%)、「報道を見て不安になったため」(18.6%)が続きました。

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