兵庫県警伊丹署は6日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)とひき逃げ、犯人隠避教唆の疑いで、大阪府池田市の会社員の男(43)を逮捕した。犯人隠避の疑いで男の妻(44)も逮捕した。 男の逮捕容疑は5日午後6時45分ごろ、同県伊丹市緑ケ丘5の市道交差点で乗用車を運転中、信号待ちをしていた車に追突し、男性(29)に軽傷を負わせたが救護せずに立ち去り、妻に身代わりを依頼した疑い。妻は、自身が事故を起こしたと虚偽の申し立てをした疑いがある。2人とも容疑を認めているという。 同署によると、男は事故を起こした後に車で走り去り、約2時間後に妻と現場に戻った。男の携帯電話に、事故後に妻へ発信した履歴があったことから容疑が浮上したという。