「スタンド・バイ・ミー」ロブ・ライナー監督の刺殺事件で息子を逮捕 直前パーティーで異様な光景

「スタンド・バイ・ミー」(1986年)で知られる映画監督ロブ・ライナーさん(78)と妻ミシェルさん(68)が14日、ロサンゼルスの自宅で刺殺された事件で、米ロサンゼルス市警が息子ニック・ライナー(32)容疑者を逮捕したことが確認された。米芸能サイト「ページ・シックス」が15日、報じた。 ニック容疑者は当初、ロサンゼルスのダウンタウンにあるパーカー・センター刑務所に収監され、その後ツインタワー矯正施設に移送された。現在保釈なしで拘留されており、自殺監視下に置かれていると報じられている。 事件は16日、検察当局に引き継がれ、ニック容疑者に対する正式な起訴を検討する。 殺人事件が起こる前、ニック容疑者は両親のロブさんとミシェルさんと共に13日夜にコナン・オブライエンのクリスマスパーティーに出席していた。 複数の情報筋がピープル誌に語ったところによると、彼は不安定な行動をとり「皆を怖がらせ、狂ったように振る舞っていた」という。 またTMZに別の関係者が語ったところによると、パーティーでは全員がフォーマルな服装をしている中、ニックはパーカーを着て目立っていたという。 同メディアは、ニック容疑者がロブさんとミシェルさんと大声で口論し、その結果2人はパーティーから退席したと報じている。 ニック容疑者は薬物中毒のため何度もリハビリ施設に出入りしており、薬物の影響で激怒して両親のゲストハウスを破壊したことを認めたこともある。 ライナー家に近い情報筋は15日、ニューヨーク・ポスト紙に、ニックには暴力の前歴があったが、殺人に至るとは「思ってもいなかった」と語っている。警察は殺害の動機について何も明らかにしていない。

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