元刑務官ら男性3人が逮捕された贈収賄事件 山形地検「嫌疑不十分」として不起訴処分に

山形刑務所に収監中の受刑者から現金を受け取って便宜を図ったとして当時、刑務官だった男性ら合わせて3人が逮捕された贈収賄事件で、山形地方検察庁は「嫌疑不十分」として24日までに3人を不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは山形刑務所・元刑務官の29歳の男性ら3人です。 警察の調べなどによりますと、元・刑務官の男性は山形刑務所の刑務官だった3年前の2022年11月29日、手紙や面会といった正規の手続きを取らずに受刑者の男性からの伝言を外部に伝え、見返りとして現金10万円を受け取った疑いでことし10月に逮捕されていました。 山形地検は11月19日「疑いがないということではない」とした上で3人を「処分保留」として釈放していましたが、24日までに3人を不起訴処分としました。 不起訴処分の理由について山形地検は、「慎重に捜査した結果、起訴するに至る証拠が十分でないと判断した」としています。

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