「政府高官の多くが麻薬取引に関与しているとされる『太陽カルテル』」ベネズエラ専門家解説

ベネズエラの地域研究が専門のアジア経済研究所主任研究員、坂口安紀氏が6日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)にリモート出演。米国の軍事行動で3日未明に攻撃を受け、ベネズエラのマドゥロ大統領夫妻が米国に麻薬密輸などの疑いで逮捕されたことに関連して、ベネズエラの麻薬事情について説明した。 坂口氏は麻薬密輸などの関与について「ベネズエラではマドゥロ政権及び国軍の中、政府高官の多くが麻薬取引に関与していると言われていて、それが『太陽カルテル』と呼ばれています。政権の中にたくさんいる、くものような状態を指して、そう言われています」と解説した。米国側ではそれらの多くの情報を蓄積して持っているという。 「マドゥロの下のインテリジュンスのトップだった人が国外で逮捕されて米国の法の支配を受けるとか、彼らの顧客であるメキシコの麻薬カルテルのリーダーが逮捕されて、米国で司法の裁きを受けている。マドゥロのおいっ子が麻薬取引で国外で逮捕されて、米国での裁判で有罪とされている。さまざまなデータをチェックすることで『太陽カルテル』が存在することは確かだと思います」と、周辺で逮捕者が続出していることを強調した。 さらに「問題なのは、それとマドゥロの関係です。マドゥロの親族たちがかなり手を染めていて、彼個人がどれほどなのか立証が必要だと思います。政権を維持するために彼らを容認した責任は問われると思います」と、マドゥロ大統領の罪について言及していた。

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