フェティ・ワップが戻ってきた。「Trap Queen」で知られるラッパーのフェティ・ワップ(本名ウィリー・ジュニア・マクスウェル二世)は連邦薬物関連の罪で服役していたが、現地時間2026年1月8日に予定より早く釈放された。服役期間は3年以上に及んでいた。 米ビルボードはフェティ側の代理人を通じて、当初2026年12月に予定されていた出所より11か月早く、同日中に釈放されたことを確認している。 フェティは米ビルボードに寄せた声明で、「家族、友人、そしてファンの皆さんからの愛、祈り、そして変わらぬ支えに感謝したいです。本当に、自分にとって何にも代えがたいものです。今は地域コミュニティの取り組みや自分のファウンデーションを通じて恩返しをすることに集中します。教育へのアクセス、初期段階の技術スキル、視力ケアを広げることで、リスクにさらされやすい子どもや学生を支援し、彼らが自分らしく力を発揮できるようにしたい。目的意識を持って前に進み、本当に必要とされる場所で意味のある影響を生み出していくつもりです」とコメントしている。 米ニュージャージー州出身のフェティは、2021年10月に連邦大陪審による起訴内容が公開されたことを受け、【ローリング・ラウド・NYC】出演を控えたクイーンズで逮捕された。起訴状では、カリフォルニアから約100キログラムの薬物を輸送し、ロングアイランドで流通させたとされている。 その後、フェティは2022年8月に、少なくとも500グラムのコカインを配布する共謀罪1件について有罪を認め、2023年5月に懲役6年の判決を受けた。服役先はミネソタ州サンドストーンの低警備刑務所で、当初は2026年12月の釈放が予定されていた。 音楽面では、フェティは6月にドウ・ボーイとのコラボ曲「Lil Sexy」を発表した。また、2015年の楽曲「Again」が2025年に再評価され、2月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”へNo. 41で再登場し、“TikTok Billboard Top 50”では首位を獲得した。最新アルバムは、2023年に発表されたキング・ズーとの『キング・ズー』だ。 フェティ・ワップのメロディアスなフロウは2010年代半ばのラップ・シーンに浸透し、ダイアモンド認定を受けた「Trap Queen」をはじめ、「679」「My Way」といった3曲を含むTOP10ヒットで鮮烈なスタートを切った。