走行中のタクシー運転手に暴行を加えてけがをさせたうえ、車内のコンソールボックスを壊した疑いで12月10日、会社役員の男が逮捕されました。事件に至るきっかけは道順の間違いだったようです。 傷害と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区上浅田に住む会社役員の男(55)です。 警察によりますと、男は12月9日午前2時頃、浜松市内で乗客として乗っていたタクシーの20代の男性運転手に対し、蹴るなどの暴行を加えてけがをさせたほか、車内のコンソールボックスを壊した疑いが持たれています。 男性運転手は腰の打撲など全治1週間程度のけがをしました。 男はタクシーの運転手に対し、指示した道順と違うということに腹を立てて犯行に及んだものとみられています。 これまでの取り調べに対し、男はあいまいな供述を続けているということで、警察は事件に至った詳しいいきさつなどを調べる方針です。