日本サッカー協会(JFA)は15日に都内で理事会を開き、不祥事により昨年10月に解任した影山雅永前技術委員長(58)に「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止、その他のサッカー関連活動の無期限の禁止の懲罰」を科したことを報告した。永久的禁止は二度と解かれることはなく、無期限禁止は最低3年間の禁止期間を経て懲罰が解除される可能性を残している。 昨年11月の裁定委員会で「刑罰法規に抵触し、サッカー界の社会的信頼を損なう行為」として懲罰内容が決まり、その後の不服申し立ても棄却された。今月14日の技術委員会でライセンスの失効が決定。プライバシー保護の観点から理事会後に公表された資料に実名記載はなく、当事者は「専任契約者」とされた。 理事会後の会見で、実名を伏せた点に関して報道陣から疑問が出ると、湯川和之氏は「ご指摘はごもっともだと感じています。改善策や自浄作用は今後も議論をしていく。具体的な改善策や再発防止策はこれからしっかり内容を話していかないといけない」と応じた。 影山氏はフランス・パリで児童ポルノ画像の輸入・所持の容疑で昨年10月2日に逮捕。チリで行われているU―20W杯視察のため経由地パリに向かう機内で児童ポルノを閲覧し、フランスの空港で拘束された。地元紙によれば、6日にパリ近郊の簡易裁判所で即決審理で執行猶予付きの懲役18カ月の有罪判決。フランス領土への入国禁止10年、未成年者に関わる業務従事禁止10年、性犯罪者名簿への登録を科されたという。