特殊詐欺グループに引き込む目的で知人をカンボジアに送ったとされる事件で、滋賀県警組織犯罪対策課と守山署などは26日までに、詐欺の疑いで、大津市、解体業の男(39)と妻(44)ら30〜40代の男女5人を再逮捕した。認否は明らかにしていない。 5人の再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀し、昨年10月4日、警察官や検察官を装って鹿児島市の女性(78)宅に「あなたの逮捕状の発付を受けている」「保釈金が必要」などと電話でうそをいい、女性から現金約450万円をだまし取った疑い。 同課によると、夫婦はカンボジアの詐欺拠点に仲間を送り込むリクルーター役で、ほかの3人は同国から詐欺電話をかける「かけ子」だったとみられる。夫婦の勧誘を受けて昨年7月ごろに出国し、約3カ月間カンボジアの詐欺拠点にいたという。 夫婦は、知人男性をカンボジアに送ったとして、県警が今月5日、国外移送目的誘拐の疑いで逮捕していた。