イスラエルと米国の攻撃でイランの最高指導者ハメネイ師が死亡したとの一報をうけ、東京都港区のイラン大使館前では現政権に抗議を続けてきた在日イラン人たちが集まり、喜びの声をあげた。 2022年に当局に拘束された女性が死亡したのを機に広まったイラン国内のデモに同調して声をあげてきたグループが急きょ呼びかけ、約100人が集まった。1979年のイラン・イスラム革命で退位に追い込まれた故パーレビ国王の息子で米国に亡命中のレザ・パーレビ元皇太子の肖像などを手に、歌を歌ったり、「ありがとう」と書いたボードなどを掲げたりした。 1月に治安部隊の攻撃で数千人が死亡したとみられている反政府デモのさなか、親族が射殺されたという60代の男性は「イラン革命のあと、反対の声をあげた人たちを何十万も逮捕して殺してきた危ない政権だった」と現政権への憤りを語った。イラン国内の通信環境が不安定な中、「通じたときに、イランにいる姉たち家族には2週間の水と食料をためて家の中にいろと連絡しましたよ」と話した。【和田大典】