〈「暴力団を殺してきた」ヤクザ2人をライフルで射殺→人質を盾に旅館で立てこもり…朝鮮人差別に苦しんだ39歳男が「犯罪者になる道」を選んだ理由(昭和43年の事件)〉 から続く 温泉旅館での立てこもり事件で日本中の注目を集めた在日朝鮮人の金嬉老。服役後に韓国へ渡った彼は、一時は差別と闘う象徴として英雄視され、講演や舞台の題材にもなるほどの人気を得ていた。 しかしその晩年、金は不倫関係にあった女性の夫を殺そうとしたとして再び逮捕される。かつて“劇場型犯罪”の主役となった男は、なぜ再び事件を起こしたのか。彼のその後の人生を、鉄人社刊『 高度経済成長期の日本で起きた37の怖い事件 』よりお届けする。(全2回の2回目/ 最初から読む ) ◆◆◆