秋田県潟上市が発注した公共工事の入札に関する情報を事前に業者に伝えたとして6日、潟上市の職員の男が官製談合防止法違反の疑いで逮捕されました。この公共工事を落札した業者の社長と役員も逮捕されています。 逮捕されたのは、潟上市の教育総務課長(55)と、秋田市の電気工事会社の社長(54)、専務(68)の3人です。 潟上市の職員の男は、都市建設課の課長だった2025年3月、市が発注した鞍掛沼公園多目的広場の夜間照明灯改修工事の入札で、電気工事会社の社長と専務に最低制限価格を伝え、この会社の昭和営業所に落札させた疑いが持たれています。 警察によりますと、潟上市は公園内にあるサッカーグラウンドの夜間の照明設備4基を更新するため、工事の入札を実施しました。入札には4社が参加し、最低制限価格は1億2489万2000円でした。電気工事会社の昭和営業所は1億2490万円で落札したということです。 警察は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていません。 職員の逮捕を受けて7日朝、潟上市の鈴木雄大市長が取材に応じました。 潟上市・鈴木雄大市長: 「市民の信頼を失墜する非常に重大な事案だと思っている。捜査に協力しながら、二度とこのようなことが起こらないように職員の綱紀粛正に努めていくとともに、職員と一丸となって市民の信頼回復に努めていきたい」 市は7日午後、市議会全員協議会を開き、今回の経緯を報告することにしています。