阿部監督 不起訴となる可能性非常に高い 児童虐待の恐れで厳しい判断になったか

巨人の阿部監督はすでに釈放されており、今後は在宅での捜査となる。元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「不起訴となる可能性が非常に高い」とした。暴行罪は、相手と示談が済んでいれば起訴猶予となることが多く、さらに今回は家族間でのトラブル。会見では長女の手紙も読み上げられ、ケガはなく「父とは、既に仲直りをしております」と明かされている。亀井氏は「家族間で被害感情がなく終わっているのならば、不起訴となるでしょう」とした。 また、家族間トラブルで逮捕に至った経緯について、亀井氏は「児童虐待の可能性があるとみられたため、厳しい判断になったのではないか」と推測。長女から電話を受けた児童相談所が警察に通報したのは「公務員は犯罪を認識したら通報する義務がある」と説明。長女の年齢が児童相談所が対応する18歳未満を超えていたことにも「年齢にかかわらず、児相は暴力があった可能性を認知したら警察に通報せざるを得ない」とした。 現行犯逮捕されたことについては「一般的にはそこまでには至らないことも多く、非常に厳しい印象」とした上で、「想像ですが、もしかしたら警察が到着した際に、父親側の怒りやもめ事に収まりがついていなかった可能性はあるかもしれない」と話した。 《22万件超で高止まり》児童虐待を巡り子供の命が奪われるような重大な事件が後を絶たず、国は「虐待の通告から原則48時間以内に子供の安全を確認する」などの指針を定めている。厚労省が今年1月に発表したまとめによると、24年に全国の児童相談所が相談を受け、児童虐待として対応した件数は22万3961件。前年度比0・8%減で、1990年度の統計開始以来初めて減少に転じたが、ほぼ同水準で高止まりしている。

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