官製談合の疑い 群馬・上野村職員ら送検 村長は会見で謝罪

上野村が発注した公共工事の指名競争入札で特定の業者に設計金額を漏らして落札させた疑いで16日に逮捕された上野村の職員ら3人が17日、前橋地方検察庁に送られました。 官製談合防止法違反などの疑いで送検されたのは、上野村の職員黒澤力容疑者(43)と東京電力パワーグリッドの社員千木良利昭容疑者(63)、そして東京エネシスの成田光範容疑者(53)の3人です。 警察によりますと、上野村が去年6月23日に行った村営住宅の太陽光発電設備の指名競争入札で、当時、村の振興課総括係長で入札を担当していた黒澤容疑者が千木良容疑者と成田容疑者に秘密事項である設計金額を教え、東京エネシスに1億2200万円で落札させた疑いが持たれています。警察は3人の認否を明らかにしていません。 16日午後8時半ごろには捜査員が上野村役場に家宅捜索に入り、入札の関係資料などを押収しました。これまでの捜査で、黒澤容疑者が去年6月11日に業務用のパソコンから千木良容疑者と成田容疑者に金額を伝えていたことが確認されています。 17日、上野村役場では黒澤村長が会見を開き、事件について謝罪しました。黒澤村長は事件について、「メールでこのような情報を送ることはあり得ない」と話しました。上野村は捜査の進展を待ち、黒澤容疑者の処分を検討するとしています。 また、東京エネシスはウェブサイトに「重く受け止め捜査に全面的に協力する」とのコメントを出しました。

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