事業譲渡装い詐取容疑 男2人逮捕、被害5億円超か 警視庁

医療法人の事業譲渡を巡り、業界参入を目指す会社から現金3億5000万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は19日までに、詐欺容疑で、住所職業不詳小林昌人(54)、職業不詳古野間昭彦(59)=東京都目黒区目黒本町=両容疑者を逮捕した。 認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、経営悪化で東京地裁に民事再生法の適用を申請していた千葉県の医療法人が、事業の譲渡先を公募していることに便乗。2024年1月下旬~3月上旬、大阪市の衣料品輸入販売会社代表の男性に「事業譲渡を受けるためには、資金があるかを証明する必要がある」とうそを言うなどし、3億5000万円を詐取した疑い。 同課によると、小林容疑者らは仲介役を装って男性に接近。受け取った資金を医療法人側の口座に振り込んだとするうその書類の画像を送信するなどしていたという。同容疑者らは詐取金をクレジットカードの支払いなどに充てていた。 小林容疑者らは同年3月下旬、男性に「譲渡のために残金を払う必要がある」とうそを言い、さらに1億7000万円をだまし取った疑いがあり、同課が詳しく調べる。 医療法人側は全く関与しておらず、両者のやりとりを把握していなかったという。

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