ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃、複数のレイプ容疑で逮捕された息子について初めてコメント

この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ノルウェー放送協会のインタビューに応じたノルウェーのメッテ=マリット王太子妃は、27歳の長男マリウス・ボルグ・ホイビ-に対するレイプ疑惑について、初めて公の場で語った。2024年はノルウェー王室にとって「ひどい年」となった。 いつも発言に慎重なメッテ=マリット王太子妃だが、ノルウェー放送協会NRKとの毎年恒例のテレビインタビューではここ数ヶ月間、ノルウェーを揺るがしてきた事件について、初めて口を開いた。2024年に長男マリウス・ボルグ・ホイビーがレイプと性的虐待の嫌疑で逮捕された一件だ。 27歳の若者は昨年8月、交際相手の女性に対する暴力で初逮捕され、11月18日には、ノルウェー警察によると「意識がないか、その他の理由でその行為に抵抗できない状態の人物との性行為」で再逮捕された。この他、性的虐待で何人もの女性から告発されている。そして、最初の告発以降、その数は増える一方だ。 ハーコン王太子はすでに義理の息子に関して発言し、ノルウェー王室内で事態に対応することを表明していた。一方でメッテ=マリット王太子妃はこれまで沈黙を守っていた。「辛いことでした。それ以上は言えません。とてもとても困難なことでした」と彼女はインタビューで語った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加