MEGUMIプロデュースの『ラヴ上等』、“人に火つけた”発言に「法務省がタイアップするコンテンツではない」人気小説家が苦言…“悪自慢”のエンタメ化に募る違和感

Netflixで配信中の恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』シーズン2。出演者が過去の問題行動を暴露し、物議を醸しているが、この騒動に人気小説家が言及し、注目を集めている。 『ラヴ上等』は、ヤンキーの男女が繰り広げる異色の純愛リアリティショー。タレントのMEGUMIが企画、プロデュースし、2025年12月にNetflixで配信したところ、大きな反響を呼んだ。シーズン2は8月4日から配信されたのだが……。 「出演者は、極道や暴走族総長など壮絶な過去を持つ人物が多いです。ただ、ホストクラブ経営者のかずくんが、『人に火つけちゃったのよ。そのまま3日後くらいに捕まった』と、人に火をつけて逮捕されたというエピソードを暴露したところ、SNSで拡散され、炎上する事態になりました。 同番組は法務省保護局とタイアップしており、《更生上等!》などの見出しを入れたポスターを作成していますが、過激な番組とコラボすることにSNSでさまざまな意見があがっています」(スポーツ紙記者) 法務省は、8月14日の『オリコンニュース』の取材に対し、《批判的な意見はもちろん届いていて、真摯に受け止めていきたいと思っているが、決して犯罪を肯定するものではない》とコメント。“人に火つけた”発言が波紋を呼ぶなか、『仮面病棟』シリーズなどで知られる小説家・知念実希人氏は15日のXで、この騒動への見解を投稿した。 知念氏は《更正というのは被害者にできる限りの補償をしたうえで、社会の一員として地道に働くことを指すと思います 過去の犯罪を露悪的に発表することで衆目を集め、まるでタレントのように振る舞い、それらをエンタメとして消費することではありません》と記載。法務省とタイアップしていることに関して、《ここで武勇伝のように消費されることは、被害者をさらに苦しめる二次加害になりかねないのではと思います 少なくとも法務省がタイアップするようなコンテンツでは決してないと思います》と、苦言を呈した。 騒動を痛烈に批判した知念氏だが、Xでは 《法務省も大きく思惑とはずれて困惑しているのだとは思うけど、浅はかすぎて怒りを覚える》 《巨大資本が後押しして、面白おかしくエンタメにする倫理観は異常だよ》 《過激にすれば話題になると思ってるんだろうけど、普通に二次加害になるって誰も気が付かなかったんだろうか….キャスティングは慎重にしてほしい》 など、賛同する声があがっている。 「東京慈恵会医科大学を卒業した知念氏は、日本内科学会認定医を取得し、小説家として活動しながら、医師として医療に携わっています。14日のXでは、過去に事故で火傷を負った患者を診た経験を明かし、その症状や治療の難しさを説明しました。 さらに、《火傷はその人の人生をめちゃくちゃにします 『他人に火をつけた』と自慢気に語るような人物が非難されるのは当然であり、まずそれを肯定的に取り上げていることに反省すべきだと思います》と、制作サイドの取りあげ方を批判したのです。医師としての立場から言及する知念氏の見解は、SNSでも大きな反響を呼んでいます」(芸能記者) プロデューサーであるMEGUMIは13日のInstagramのストーリーズで、《現在、出演してくれた皆さんに対して、誹謗中傷や心ないコメントを送っている方が多くいらっしゃると聞いています。彼らは、過去も今もすべてをさらけ出し、覚悟を持ってこの番組に参加してくれました》と、出演者への誹謗中傷をやめるよう、注意喚起した。 「“火をつけた”発言をした出演者は、自らのおこないを後悔していることを明かしていました。しかし、被害者を出して逮捕されるまでに至った事案を、恋愛リアリティショーという枠組みのなかで、“悪自慢”のエンタメのように扱うことに違和感を覚える人も多かったです。プロデューサーであるMEGUMIさんやタイアップした法務省にも、厳しい目が向けられています」(同前) 『ラヴ上等』は17日のNetflixの「今日のシリーズTOP10」で1位にランクインしており、注目度の高さがうかがえる。人気シリーズ出演者の問題発言が炎上したのも、“上等”というスタンスなのか。

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