20万円のはずが、10倍の200万円余りだった。勤務先から誤って振り込まれた給与の一部を別の口座に送金したとして、佐賀南署は3日、神埼市のトラック運転手の男(40)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。 同署によると、昨年1月、運送会社の社長から「従業員に給料を過払いした。返還を求めているが、返してもらっていない」と警察に相談があった。誤送金の後、男は会社を辞めて連絡がつかなくなっていた。返還されたのは50万円だけ。男の別の口座に40万円が送金された記録が確認された。 本来の給与は20万4462円に対し、振り込まれたのは204万4662円。「6」が一つ多く、給与が1桁増えていた。男は調べに「間違って振り込まれたお金を自分で使おうと思い、別口座に移し替えた」と供述している。