「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物エトミデートを酒のボトルに入れて密輸したとして、警視庁は、台湾籍で無職の女(23)=住居不定=を医薬品医療機器法違反容疑などで逮捕し、15日に発表した。「中身は知らなかった」と容疑を否認しているという。 薬物銃器対策課によると、逮捕容疑は9日、エトミデートを含む液体が入ったウイスキーボトルをスーツケースに隠し、マレーシアから羽田空港に密輸したというもの。3リットルのボトルで、エトミデートは3キロ相当。女は「SNSで知り合った人に頼まれて、バイトで持ってきた」と話しているという。 ウイスキーボトルについて、女は「台湾で約6万5千円で買った」といい、台湾からマレーシアに持っていき、指示された人に渡したという。 その後、再びウイスキーボトルを渡されて、日本に持っていくように指示されたとしている。酒代や交通費など約20万円が振り込まれたという。 エトミデートは過剰摂取すると手足がけいれんすることなどから「ゾンビたばこ」とも呼ばれている。警視庁は今年、エトミデートの密輸容疑で7人を逮捕している。(西岡矩毅)