東京・中野区のバー経営の男が、交際相手だった25歳の女性の遺体を宮城県内の山中に遺棄した疑いで逮捕された事件。被害女性は男に「鼻の骨を折られた」など暴力を受けていたことを元交際相手に相談していた。男は遺棄が発見された宮城県に向かった理由について供述を変えたほか、アリバイ工作とみられるような行動もしていたという。◆「鼻の骨折られた」LINEで訴えマスクをした顔を伏せ、長い黒髪を垂らしたまま歩く男…。東京・中野区でバーを経営する三浦拓也容疑者、36歳。9月28日、同居していた交際相手の室賀真歩さん(25)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された。6日、室賀さんの死因は、首を圧迫されたことによる窒息死の疑いがあることがわかった。また、6日午前、警視庁の捜査員が三浦容疑者が経営するバーに家宅捜索に入った。二人の間に、一体何があったのか。警視庁によると、室賀さんはバーの常連客で、二人は2025年9月から練馬区のアパートで同棲。3月以降は交際関係を巡るトラブルの相談が警視庁に複数回、寄せられたという。室賀さんの元交際相手に話を聞くと、7月下旬に室賀さんから三浦容疑者の暴力について相談を受けていたことを明かした。室賀さんの元交際相手:(室賀)真歩さんから連絡があって「彼氏に殴られた」という話を聞いた。口論になって真歩さんが「婚約指輪いらない」って投げたら、鼻折られたと言っていました。(Q室賀さんと三浦容疑者は婚約していた?)そうです。警察に被害届を出して、病院で診断をもらったほうがいいとアドバイスしました。元交際相手が見せた、スマホに映る写真の女性には、目の下に痛々しいあざが確認できた。さらに、X線写真とみられる画像とともに、こんなやりとりも…。室賀さん:「鼻の骨おられた」「だから傷害事件にする」「殴られたよ」元交際相手:「誰によ」室賀さん:「男に」「手術することになった。」元交際相手:「彼氏か」室賀さん:「婚約指輪なげつけた」「いらないから」そして、9月30日、室賀さんの母親が警視庁に「娘と連絡がつかない」と連絡したことで、今回の事件が発覚。警視庁が三浦容疑者の立ち寄り先を捜査したところ、二人が同棲していた自宅から350キロ以上離れた宮城・栗原市の山の中で、4日に遺体が発見された。宮城へ向かっていたことについて、三浦容疑者は、当初、「店で使う酒を買いに行った」と説明していた。しかし、その後、供述は変わる。「温泉に行くためだった」遺体を遺棄した後、栗原市内の温泉に10分だけ立ち寄っていたという。さらに、室賀さんについて、こう供述をしていることも明らかになった。「28日の朝6時ごろ、仕事から帰ってきたら彼女はいなかった」また、室賀さんが行方不明になったあとの9月28日には、室賀さんのスマホから、三浦容疑者に「実家に帰る」などのメッセージが送られていたが、警視庁は、三浦容疑者による“自作自演”だった可能性があるとみている。三浦容疑者は「記憶にありません」と、容疑を否認しているという。(「イット!」10月6日放送より)