逮捕の精神科医(46)捜査線上に浮上したのはいつ?「事情聴取の矛盾」「スマホの位置情報やクレカ利用履歴」元刑事が推察 尼崎遺体損壊事件

元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏がABEMA的ニュースショーに出演。その際、兵庫県尼崎市で2025年8月に妻の遺体を切断・遺棄したとして、2026年9月30日に精神科医の夫・下村憲司容疑者(46)が死体損壊・遺棄の疑いで逮捕された事件について言及する場面があった。 この事件で、下村容疑者は当初(2025年8月13日)、警察には「妻が出て行った」と説明していた。警察によれば、妻と連絡が取れないと下村容疑者自ら尼崎南署に行方不明届を提出していたという。 では、どのタイミングで警察は違和感を覚えたのか。秋山氏は「行方不明届を受理した時に警察は、これは事件なのか事故なのか、それとも本当に行方不明になったのか、それを考えながら事情聴取する。前日の状況、その日の状況など大筋を聞いていく。その中で、例えば服装はどうだったか、所持品は何か、それを流れ的に聞く。しばらくしてまた再度、服装はどうだったかと聞くと、適当に言う。もう殺害して遺棄しているから、その時の服装はない。だから『そういや白のTシャツにジーンズ』と適当に言う。しばらく経ってもう1回さりげなく聞くと、全然違ったことを回答する」と、事情聴取における矛盾を1つに挙げた。 また、「やはり大事なのは入りと出。例えば、8月13日に喧嘩して14日に出たと供述する。すぐに周辺の防犯カメラを確認する。8月13日に帰ってきた“入り”はある、しかしそれから以降ずっと“出”がない。旦那さんだけが何かケースを持って出ていく。車に乗って出ていく。これはやはり怪しい」と、防犯カメラ等による人の出入りについても挙げた。 さらにもう1つの理由として、「行方不明になった人の携帯電話。当然この人、成人の女性なので携帯電話を持っているでしょう。だから、携帯電話の位置情報を取る。位置情報は不明。そしてもし行方不明になって、生存していれば人はクレジットカードを使うとか、お金をおろすとか、何か形がある。それを全部捜査する。しかしカードの使用状況がないとなったら、8月13日以降、外で生存の可能性はないということで捜査を始める。そのため(逮捕までに)約1年経ったと思う」との見方を示した。(『ABEMA的ニュースショー』より)

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