今から34年前、福岡県飯塚市で女児2人が殺害された「飯塚事件」。9月24日、事件の弁護団は、元死刑囚と犯人のDNA型が一致しない可能性を示す新証拠を得たとし、3度目の再審請求に踏み切った。その直前には、北関東連続幼女誘拐・殺人事件を再検証したNHKのドキュメンタリー番組が大きな反響を呼んだ。2つの事件をつなぐのが、後に冤罪を生んだとして問題視されるDNA型鑑定「MCT118法」だ。鑑定を担ったのは科学捜査の中枢である科警研(科学警察研究所)。当時絶対視された鑑定の問題点とは──。
日本の犯罪・事件・不祥事などの保管庫
今から34年前、福岡県飯塚市で女児2人が殺害された「飯塚事件」。9月24日、事件の弁護団は、元死刑囚と犯人のDNA型が一致しない可能性を示す新証拠を得たとし、3度目の再審請求に踏み切った。その直前には、北関東連続幼女誘拐・殺人事件を再検証したNHKのドキュメンタリー番組が大きな反響を呼んだ。2つの事件をつなぐのが、後に冤罪を生んだとして問題視されるDNA型鑑定「MCT118法」だ。鑑定を担ったのは科学捜査の中枢である科警研(科学警察研究所)。当時絶対視された鑑定の問題点とは──。