スーパーで飲料水を万引きし、声をかけた警備員に暴行を加えてけがをさせたとして、60歳のパート従業員の女が「強盗傷害」の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、高知市仁井田のパート従業員の女(60)です。高知東警察署の調べによりますと、女は10月8日午後5時6分ごろ、高知市のスーパーで飲料水1点(販売価格117円)を万引きし、犯行を目撃して声をかけた私服警備員の60代女性に暴行を加え、転倒させ、さらにけがをさせた、強盗傷害の疑いが持たれています。事件当時、店の売り場では、女が商品の陳列棚から飲料水を手に取り、そのまま持っていた手さげバックに入れたのを、店の私服警備員=万引きGメンが目撃していました。その後、女が飲料水の会計をせずに店の外に出たため、警備員が声をかけたところ、女は素手で警備員の胸を突くなどの暴行を加えたということです。そして2人は取っ組み合いになり、2人とも転倒した際、警備員が右のひざにかすり傷を負ったということです。その後、店の店長から「警備員が万引きを目撃し、駐車場で声をかけているが、抵抗している」などと110番通報がありました。通報を受け駆けつけた警察が、店内の事務所にいた2人から事情を聞くなどしたところ、女の手さげバッグの中から未会計の飲料水が見つかったということです。警察は、女が警備員に暴行を加え逃走するおそれがあったことなどから、女を強盗傷害の疑いで現行犯逮捕しました。調べに対し、女は「盗んだことは事実です。暴力はふるっていません」と容疑を一部否認する供述をしているということです。女の手さげバッグの中には、盗んだ飲料水のほかに、未会計とみられる食料品など7点の商品が入っていて、警察は、女がこれらの商品も万引きしたとみています。一方で女は、会計済みのパンなど2点の商品も持っていて、警察はこれらの商品について、万引きの発覚を免れるための「カモフラージュ」だとみています。