韓国・仁川の刃物襲撃、市民5人が鉄製椅子で男を制圧…10人負傷

【10月15日 KOREA WAVE】韓国・仁川の大型商業施設で刃物を振り回した男を、市民らが鉄製の椅子で取り押さえる緊迫した場面の映像が公開された。仁川警察が14日に公開した防犯カメラ映像には、鉄製の椅子を持った市民が、両手に刃物をくくりつけた男(59)と対峙する様子が映っている。市民が男に向かって椅子を振るう場面や、男の攻撃を受けてエスカレーター側に転がり落ちる危険な場面も確認された。続いて別の市民2人も鉄製の椅子を持ち、男を追いかけた。男は下りのエスカレーターを逆走して上に向かい、さらに襲撃を試みたが、市民らが上方をふさぐと下へ押し戻された。市民らは再び制圧を試み、男がエスカレーターの下方で体勢を崩した隙に駆け寄り、身動きができないよう取り押さえた。その後、現場に到着した警察官が男を現行犯逮捕した。男は13日午後1時48分ごろ、仁川市南洞区九月洞の大型商業施設の2〜3階で刃物2本を振り回し、10人を負傷させた疑いが持たれている。警察が最初の通報を受けたのは午後1時49分ごろで、市民5人が男を取り押さえたのは同53分ごろだったという。警察は、危険を顧みず男を制圧し、被害の拡大防止に貢献した5人の表彰を検討している。男は調べに対し、「病院での水虫の治療に対する不満を社会に知らせるために犯行に及んだ」「不満を聞いてくれるところがなく、大きな事件を起こせば関心を持ってもらえると思った」などと供述したという。襲撃対象については「自分より力の弱い人を選ぼうと思った」と話していることも分かった。ただ、警察は男に精神疾患の既往歴があることを踏まえ、供述の信頼性を確認する必要があるとしている。負傷者10人のうち、心停止の状態で病院に搬送された19歳の女性は、現在、人工呼吸器による呼吸管理を受けているという。(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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