2025年1月24日(金)よりスタートする、広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/U-NEXT、Nettflixで配信)。このほど、第1話の新たな場面写真が公開された。 ■「このマンガがすごい!2024」ランクインの大人気漫画が待望のドラマ化 本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)にて連載中で、「このマンガがすごい!2024」(宝島社)オンナ編の第4位にランクインした浅見理都の同名漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る姿を描くヒューマンクライムサスペンスだ。 タイトルの「クジャクのダンス、誰が見た?」はインド哲学の一節。本作においては“たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない”という意味を持つ、物語に通底する重要な言葉となる。この言葉が劇中どのような場面で登場し、どのような役割を果たしていくのかにも注目が集まる。 父が殺された理由を追う大学生・心麦を広瀬が演じるほか、心麦と共に事件の真相を追う弁護士・松風義輝役の松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役のリリー・フランキー、心麦を執拗に追う週刊誌の記者・神井孝役の磯村勇斗ら、豪華キャストが集結。謎が謎を呼ぶストーリーを盛り上げていく。 ■8年ぶりのTBSドラマで成田凌が謎深きキーパーソンに 先日、ドラマのキーパーソンとなる人物を成田凌が演じることも新たに発表。2024年末に解禁となったポスタービジュアルでは、ずらりと並んだキャスト陣の中で唯一大きな葉で顔を隠されていた“疑惑の人物”で、その正体が成田とわかるとSNSを中心に大きな反響が寄せられた。 成田が演じるのは、本作の物語の根幹に関わる重要人物・遠藤友哉(えんどう・ともや)役。心麦の父・春生が22年前の資産家一家惨殺事件の犯人として逮捕し、死刑囚として服役中の遠藤力郎(酒向芳)の一人息子だ。 事件を機に春生を恨み、クリスマスイブの夜に山下家に放火し春生を殺害したとして、事件直後に逮捕された友哉。だが、春生が心麦に遺した手紙には、友哉を名指しで「冤罪」だとする記述が残されていた。心麦は松風と共に、事件の真相を追っていく。 多様な役柄で世間を魅了してきた成田がTBS連続ドラマに出演するのは、「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)以来約8年ぶり。本作で見せる謎深きキーパーソンとしての新たな顔に、早くも期待感が高まっている。 ■新たな場面写真が一挙に公開 そんな中、1月24日(金)に放送される第1話の場面写真が公開された。今回公開されたのは、なじみの屋台を訪れた心麦や春生の姿に加え、春生の葬儀の場で沈痛な表情を浮かべる心麦や伯母の夏美(原日出子)、家族ぐるみで交流のあった赤沢(藤本隆宏)やその妻・京子(西田尚美)らの写真。 さらには、春生が遺した手紙を頼りに心麦が松風の元を訪ねる様子や、暗闇の中で心麦が怯えたような表情を見せる様子など、第1話のハイライトとなりそうなシーンも。これからどんな物語が展開されていくのか気になるところだ。 ■「クジャクのダンス、誰が見た?」第1話あらすじ カップルや家族連れが行き交い、街が華やぐあるクリスマスイブの夜。大学生の山下心麦(広瀬すず)は、2人きりの家族である父・春生(リリー・フランキー)となじみの屋台のラーメン店で肩を並べてラーメンを食べていた。 「クリスマスなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、気恥ずかしいながらもささやかな幸せを噛み締める心麦。しかしその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃え盛る我が家と春生の訃報だった。 最愛の父を失い茫然自失の心麦だったが、春生の殺害犯は早々に逮捕される。その人物は、春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳)の息子・友哉(成田凌)だという。 春生がそんな事件を担当していたことを初めて知った心麦は、突然の事態の進展に実感が湧かないまま、いつものラーメン店を訪れ、店主の染田(酒井敏也)から春生が残した一通の手紙を受け取る。そこに書かれていたのは、力郎の息子を含む複数の人物の名前と、その者たちに容疑がかかった場合、それは「冤罪」だとする記述で…。