名取市は、官製談合事件で職員が逮捕されたことを受け、再発防止策を検討する委員会を設置し、10月27日、初会合を開きました。この事件は、名取市美田園の調整池の造成工事で、市職員の男(32)が名取市のグリーン企画建設に入札の設計価格を漏らし落札させた疑いで、専務の男(63)、社員の男(49)とともに逮捕・送検されたものです。市職員の男は事件当時、下水道課に勤務し設計価格を知りうる立場で、3人は仕事を通じて知り合ったとみられています。この事件を受けて、名取市は契約制度の透明化や職員のコンプライアンス意識の向上を目的に、再発防止策を検討する委員会を設置し初会合を開きました。10月27日は、委員長を務める渋谷副市長や各部局の幹部合わせて9人が出席しました。冒頭を除き非公開で行われた委員会では、弁護士など外部の有識者を委員に加えるほか、現在の入札制度を検証し見直していくことなど、今後の進め方について話し合われたということです。また、全職員を対象としたコンプライアンスに関する意識調査を行うことも決めました。委員長を務める名取市の渋谷武志副市長「市民の皆様の信頼を失うことになりました。その信頼を回復していくためにしっかりと入札制度含めて市役所の仕事の進め方を整理し取り組んでいきたい」委員会は今後不定期で開かれ、半年後をめどに再発防止策を取りまとめる方針です。