「大学生です」と名乗る者も…条例で禁止の『客引き』が施行8年で再び増加 市担当者「バイト感覚でなかなか減らない」

名古屋駅周辺の客引き禁止エリアで、居酒屋などの客引き行為が後を絶ちません。条例施行から8年、いったんは減少した客引きが再び増加し、警察や市が警戒を強めています。客引き:「本当にサクッと2時間で2000円、飲み放題で」今月13日、記者が名古屋駅近くの繁華街を歩くと、すぐに声をかけてきた居酒屋の客引き。この場所は、名古屋市の条例で客引きが禁止されていますが、お構いなしです。名古屋市で条例が施行されたのは8年前。キャバクラなどの客引きは風営法で取り締まれますが、居酒屋などの客引きは対象外のため、ぼったくり被害や通行の妨げを防ごうと制定されました。名古屋市地域安全推進課の鈴木隆幸課長:「(注意の)段階が強くなれば、最終的には5万円以下の過料が科される」禁止エリアは、名古屋の栄・名駅・金山の3つのエリア。しかし、取材した名駅エリアでは、客引きとみられる人物があちこちに。市の調査で、禁止エリアの客引きは、条例の施行前は263人でしたが、施行後に急減しコロナ禍でさらに減少。しかしその後、増加に転じて、去年は222人と施行前の水準に戻りつつあります。それに伴って、市に寄せられるクレームが増えているということです。名古屋市地域安全推進課の鈴木隆幸課長:「アルバイト感覚というか、客引き行為で収入を得る方もいて、なかなか減少につながっていかない」その客引きたちは…。客引き:「18歳です。大学1年です。客引きにもルールがあって、禁止エリアとかもあるんですよ。ここは店の前じゃないんで、ギリ大丈夫です」しかし、ここも禁止エリア。条例の施行から8年が経ち、違反の意識が薄れる中、今月14日も警察官ら72人がパトロールし、客引き7人に注意を呼びかけました。悪質な場合は逮捕に至るケースもあり、今月7日には、名古屋駅で居酒屋への客引きを指示したとみられる22歳の男が逮捕されています。

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