〈「これが娘との最後になるなんて」離婚調停によって娘の親権は“妄想性障害のある母親”に→7年後、娘は殺された…判断を間違えた父親の後悔(2016年の事件)〉 から続く 〈こんな世の中はもうダメだ。今日は最良の日。私と一緒に幸せの国へ行きましょう〉――2016年、秋田で母親が9歳の娘の首を絞めて殺害し、自身の命も断とうとした事件。この不幸な事件はなぜ起きたのか? 引き金となった出来事を、ノンフィクションライターの高木瑞穂氏の新刊『 殺人の追憶 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全4回の最終回/ 最初 から読む) ◆◆◆