福岡県宗像市のディスカウントストアでテレビ2台を万引きした疑いで、自称土木作業員の男(54)が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、北九州市戸畑区の自称土木作業員・板井進一容疑者です。 宗像警察署によりますと、板井容疑者は28日午前9時ごろから午前11時ごろまでの間、宗像市原町にある「ドン.キホーテ宗像店」で、展示されていたテレビ2台(販売価格合計16万160円)を盗んだ疑いです。 板井容疑者は店頭に並んでいたテレビを1台ずつ抱えて盗み、自分の車に載せていたとみられています。 28日午前10時45分ごろ、店員が近くの交番に「防犯センサーを切断した犯人が店内を徘徊している」と申告し、警察官が店舗に駆けつけましたが“犯人”はすでに店から去っていたということです。 店員が記憶していた“犯人”の車のナンバーを元に、警察が近くを捜索したところ、市内で同じナンバーの車を運転する板井容疑者を発見し職務質問をしました。 車内からは店から盗まれたテレビ2台が見つかり、板井容疑者が容疑を認めたため逮捕に至りました。 調べに対し板井容疑者は「1台は自分で使うつもりで、もう1台は知人にあげるつもりだった」と容疑を認めていて、警察はさらに詳しい経緯を調べています。