首都圏で相次いだ闇バイトが絡む一連の強盗事件のうち、2024年10月に千葉県船橋市の住宅で起きた事件で、千葉県警は2月13日、現金回収役の男を逮捕しました。 組織的犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市の無職、保坂海斗容疑者(25)です。 県警によりますと、保坂容疑者は2024年10月、船橋市の住宅から実行役が奪った現金の一部約600万円を、東京都足立区にある公園のトイレで回収し、近くの商業施設まで車で運んだ疑いがもたれています。 事件を巡っては実行役の男2人のほか、現金回収役として木本未穂被告が逮捕・起訴されていて、保坂容疑者は木本被告とともに現金の回収役とみられています。 調べに対し保坂容疑者は容疑を認め、「指示役から指示され、捕まらないと思い安易な気持ちでやった」と話しています。 保坂容疑者は、横浜市で起きた強盗致死事件にも現金回収役として関わったとして、逮捕、起訴されています。 県警は、保坂容疑者が運んだ現金の行方や指示役の特定を進めています。