電車内で寝ている人の荷物から盗んだクレジットカードなどを使い、加熱式たばこなどを購入したとして、警視庁捜査3課は詐欺の疑いで、東京都練馬区光が丘、無職、田越勇気被告(40)=窃盗罪などで起訴=と住居不定、無職、吉田慎太郎被告(42)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。 再逮捕容疑は共謀し、令和6年4月、港区や新宿区のコンビニエンスストアで、不正に入手したクレジットカードで加熱式たばこなど72点(販売価格計約37万円)を購入し、だまし取ったとしている。 捜査3課によると、両容疑者は共犯者とともに、JR山手線の車内などで寝ている人を狙ってスマートフォンやクレジットカードを盗み、買い物やキャッシングを繰り返していたとみられる。スマホのSIMカードを抜いて自身らのスマホに移し替え、クレジットカード会社のホームページにアクセスするなどして暗証番号を得ていた。購入したたばこは転売していたとみられ、同課は全容解明を進める。