官製談合事件で職員逮捕 佐賀県多久市の市長が謝罪 入札情報もらした疑いの職員は「熱心な仕事ぶりだった」

入札に関する情報を漏らしたとして、佐賀県多久市の職員の男が逮捕されたことを受け、19日、多久市の横尾俊彦市長が謝罪しました。 多久市 横尾俊彦市長「この度は本当に申し訳ございませんでした」 この事件は2022年に、多久市のテニス場の改修工事をめぐる指名競争入札で、参加した業者に他の業者名を漏らしたとして市の総合政策課長を務めていた梶原聖司容疑者(58)が官製談合防止法違反の疑いで18日に逮捕されたものです。 市によりますと梶原容疑者は入札に直接関わる委員ではなかったものの、入札に関する情報が入ったフォルダーへのアクセス権限を与えられていたということです。 多久市 横尾俊彦市長「積極的、熱心な仕事ぶりが第一印象ですし、そのように尽力してきてくれた職員ですので大変残念に思っています」 警察は18日市役所を家宅捜索し関係書類などを押収していて、今後、容疑の裏付けを進める方針です。

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