国に無登録で、海外の業者への投資を勧誘したとして、指南役の男が2月20日、金融商品取引法違反の罪で起訴されました。金の受け取り役として逮捕された男性2人は、嫌疑不十分で不起訴となりました。 起訴されたのは、千葉市の会社役員、井上昂大被告(32)です。起訴状によりますと、井上被告は2019年8月から2020年10月にかけ、東京の宣伝広告会社の社長らと共謀して、国に登録せずに元本保証をうたい海外ファンドへの出資金を募ったとされています。井上被告は起訴事実を認めているということです。 一方、岡山地検は集めた金の受け取り役として逮捕されていた30代の男性2人については嫌疑不十分で不起訴となっています。