カメラに車が走り去る様子が… コンビニ死亡ひき逃げ事件 男性の死因は心破裂(山形市)

山形市のコンビニエンスストアの駐車場で起きた死亡ひき逃げ事件で、死亡した男性の死因が心破裂だったことがわかりました。 現場周辺の防犯カメラには、男性をひいたとみられる車が走り去る様子が映っていました。 警察によりますとこの事件は、今月18日の午前11時半すぎ、山形市久保田(くぼた)のコンビニ駐車場で、歩いていた近くに住む88歳の男性が車にはねられ死亡したものです。 警察は、車を運転していた山形市江南(こうなん)四丁目の飲食店従業員の男(55)を過失運転致死などの容疑で逮捕し、きのう、身柄を山形地方検察庁に送りました。 ■防犯カメラの映像には… この映像は、現場周辺の当日午前11時40分ごろの防犯カメラの映像です。 現場から走り去る男が運転するとみられる車の様子が映っています。 男は、ピックアップトラックといわれる車種を運転していて、目撃した人などによると、コンビニの駐車場で車をバックさせた際、男性に衝突しました。 車を切り返して前進した際にも男性をひいていて、その後、現場にいた人からの 制止を振り切って逃走したということです。 警察によりますと男性の体には車にひかれた外傷があり、死因は心破裂だったことがわかりました。 ■飲酒はしておらず また、男は当時、コンビニで買い物を終え、帰ろうとしていたところで、飲酒はしていなかったということです。 警察は、防犯カメラや目撃情報をもとに行方を追い、発生からおよそ30分後、男の自宅で車と本人を発見。事情を聴いた上で逮捕しました。 警察は捜査に支障があるとして男の認否について明らかにしていません。 警察は、なぜ逃走したのかなど調べを進めています。

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