「犯人とあなたに取り引きがあった」 警察官名乗る男にだまされる 約330万円被害 会津若松市・福島

警察官を名乗る男からのウソの電話を信じ、会津若松市の男性が約330万円をだまし取られる詐欺の被害にあいました。 被害にあったのは会津若松市の70代の男性です。 警察によりますと1月下旬ごろ、男性宅の固定電話に、警察官を名乗る男から、「特殊詐欺事件で逮捕した犯人とあなたの取り引きがあったので捜査に協力してほしい」などと電話がありました。 2月20日、再び警察官を名乗る男から、「紙幣番号から追跡捜査をしたいので、これから伝える口座に現金を振り込んで欲しい」などと電話があり、男性は20日と21日の2回に分けて約330万を振り込みました。 その後、不審に思った男性が、「何かあれば連絡してほしい」と指定されていた連絡先に電話をしたところ、まったく関係のない相手だったことで、詐欺被害にあったことに気付きました。 警察は、電話やSNSで金の話をされたり、金の振込先が「個人口座」だったりする場合は詐欺を疑うこと。金を振り込む前に警察や家族に相談することなどを呼びかけています。

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