神戸市兵庫区役所の職員の顔面を殴るなど暴行を加えたとして、兵庫県警兵庫署は25日、公務執行妨害の疑いで、住所不定の自称建設作業員の男(31)を現行犯逮捕した。職員にけがはなかった。 逮捕容疑は25日午後5時5分ごろ、同区役所7階の生活支援課で、男性職員の顔面を殴るなどした疑い。調べに「殴りかかって暴れたことに間違いないが、相手には当たっていない」と一部否認している。 同署によると、男は同課の窓口に相談に訪れていた。「トイレに行く」と一度席を外した後、「いつまで待たせるんじゃ」などと言って暴れ、別の職員に取り押さえられた。