白石市が発注した配水施設の工事をめぐる談合事件を受け県は談合に関わった業者に対し県が発注する工事の入札の指名停止を決めました。また、白石市は市長と副市長の3月分の給与を減額します。 この事件は、おととし9月に白石市が発注した配水施設の防水工事を巡り、白石市上下水道事業所の36歳の係長が、白石市にある草刈工務店社長の63歳の男に入札に関する情報を漏らして不正に落札させ公正な入札を妨害したとして官製談合防止法違反の疑いで逮捕・送検されたものです。 事件を受け県は6日、県発注工事の入札について「草刈工務店」を来年11月5日までの20か月間、指名停止とすることを決定しました。 一方、白石市は事件の責任を取るとして、3月分の給与について市長は3割、副市長は2割、減額すると発表しました。また、すべての職員を対象にコンプライアンス研修を行ったということです。