タクシー運転手を殴り売上金を奪って逃走 数百メートル離れた路上で別の通行人に絡んでいた男を逮捕 北海道苫小牧市

23日午前、北海道苫小牧市で停車中のタクシーの車内で男性運転手の顔を殴るなどの暴行を加えたうえ、売上金を奪ったとして、客の男(31)が逮捕されました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市高丘の職業不詳・土居雅人容疑者(31)です。 土居容疑者は23日午前3時前、苫小牧市大町2丁目の路上に停車したタクシーの中で、男性運転手(61)の顔を殴るなどの暴行を加えてけがをさせ、売上金1万2000円を奪って逃げた疑いが持たれています。 男性運転手は顔に切り傷を負うなどの軽傷です。 警察によりますと、土居容疑者は客としてタクシーに乗車し、目的地に到着した後に犯行に及んだということです。 事件直後、運転手からの報告を受けたタクシー会社が「運転手が客から暴行を受けた」と警察に通報したことで事件が発覚しました。 土居容疑者は現場から逃走していましたが、午前3時すぎに、数百メートル離れた苫小牧市錦町2丁目の路上で別のもめ事の通報があり、警察官が現場に駆けつけたところ、逃走した男と服装などがよく似た男がいたため、緊急逮捕しました。 土居容疑者は通行人に絡むなどしていたということです。 土居容疑者は逮捕された時、酩酊状態で警察の取り調べに対し、黙秘しているということです。

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