2024年9月に浜松市浜名区内で覚醒剤を所持した疑いで、名古屋市に住む暴力団幹部の男が逮捕されました。覚醒剤は拾われた財布の中から見つかったということです。 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市東区に住む六代目山口組系幹部の男(44)です。警察によりますと、男は2024年9月16日に浜松市浜名区内で覚醒剤約0.2グラムを所持した疑いがもたれています。 この日、浜松市浜名区内の路上で通行人が財布を拾い、近くの交番に届けました。 そこで警察官が所有者を調べるため、中身を確認したところビニール袋に入った白い粉状のものを発見。鑑定したところ、覚醒剤だということが判明しました。財布の中には、男の身元が確認できるものが複数入っていて、そこから逮捕に至ったということです。 これまでの取り調べに対し、男は「身に覚えがない」などと容疑を否認していますが、警察は覚醒剤をめぐる組織的な関与や入手経路などについて調べを進める方針です。